絵本を贈るということ

絵本を贈るということ

みなさんは,プレゼントをしたことはありますか?

おそらく多くの人が「ある」と答えるでしょう。

みなさんは,プレゼントをもらったことはありますか?

これも,おそらく多くの人が「ある」と答えるでしょう。

では,『誰に』『何を』『いつ』『なぜ』『どこで』『どのように』あげたのか,またはもらったのか覚えているでしょうか?

絵本を贈るということがどういうことのなのか,一緒に考えてみましょう!

そもそも,プレゼントとは何か

この答えは一つです。相手に何かをあげることです。

でも,何でもいいから何かをあげれば,あげた自分ももらった相手も満足するのかというと,そうではありません。

そう,プレゼントに大切なことは,相手も自分も満足するということなのです。

つまり,相手に何かをあげた結果,相手も自分も満足できてこそ,本当のプレゼントなのです。

そして,その本当のプレゼントは『誰に』『何を』『いつ』『なぜ』『どこで』『どのように』あげたのか,またはもらったのか一生忘れることはないでしょう。

相手も自分も満足するプレゼントとは

もしプレゼントを贈る相手が,「ゲームが欲しい」と言っていたのなら,ゲームを贈ればプレゼントとしては間違いないですよね。

あなたがゲームをプレゼントして「喜んでもらえた」と満足できれば,上記の相手も自分も満足できたという点においては条件を満たしていますが,大切なことが欠けているような気がします。

それは,これをプレゼントしたい!という相手に対するあなたの想いです。

仮に「ゲームが欲しい」と言っている相手に絵本をプレゼントするとしたら,相手はきっと「なんだよ」と思うでしょう。

でも,長い目で見てみましょう。

今欲しいものを手に入れた満足感は,今だけのものです。

ですので,相手が欲しいものを贈るだけがプレゼントというわけではなく,「あなたにこれを贈りたかった」と伝えられるものこそ,本物のプレゼントとなり得るのです。

今,喜ばれなくても,です。

なぜ,絵本なのか

では,みなさんが絵本をプレゼントしよう!となった時,書店で適当に選んだり,ネットで適当にクリックしたりするでしょうか。

ひょっとして,サクッと決めてしまおう!と思っていても,やはり表紙も見たり,中身を見たりして無意識に選ぶ作業をしているのではないでしょうか。

これこそが,本を贈る魅力なのです。

その無意識に行っている選ぶ作業は『相手の年齢』『相手の好み』『相手のイメージ』『相手への願い』・・・様々な観点で行われています。

試行錯誤の結果あなたが手に取った本は,間違いなくあなたにも相手にも心に残るプレゼントとなるはずです。

誰に贈るのか

この記事を読んでいる多くの方は,おそらく,赤ちゃんや子どもに贈りたいと思われているでしょう。

しかし,絵本は誰に贈ってもいいのです。

家族,恋人,友人・・・

さあ,プレゼントに悩んだら,絵本を贈りましょう。

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